事業概要と成長戦略

フォトウエディング事業のリーディングカンパニーとして培った技術・ノウハウを価値提供の核とし、さらなるフォトウエディングニーズの深掘やライフイベント領域への展開を進めます。

デコルテの歩み

海外では一般的なフォトウエディングの文化を日本に定着

デコルテは2001 年に創業。
2008 年に、海外での結婚写真の文化に感銘を受け、フォトウエディング事業をはじめました。

フォトウエディングとは

結婚式や披露宴同様にドレスやタキシード、和装などを身に着けてヘアメイクをし、屋内スタジオや屋外でのロケーション撮影をおこなうサービスです。結婚式とは別の日に写真だけを撮影する「前撮り」「別撮り」と、式の代わりに結婚写真を撮影するサービスがあります。 当社がサービスを開始したころは、日本では一般的ではありませんでしたが、結婚式ニーズの多様化を背景に徐々に定着し、今では結婚するカップルの約半数がフォトウエディングを実施しています。

婚姻組数に占めるフォトウエディング実施割合

婚姻組数に占めるフォトウエディング実施割合
  • 注:厚生労働省「令和元年(2019)人口動態統計月報年計(確定数)の概況」、(株)リクルートマーケティングパートナーズ「ブライダル総研 結婚総合意識調査(2018)等をもとに当社で推計

事業の全体像

フォトウエディング事業を中核として業容を拡大

当社は、主力のフォトウエディング事業に加え、2011年からはフィットネスサービス、2015年からはアニバーサリーフォト事業を開始しました。

売上構成比

売上構成比

デコルテのデータ

ウエディングフォトの
撮影件数シェア

No.1

年間撮影件数

2.4万組

注: 2019年9月期時点の当社のフォトウエディングとアニバーサリーフォトの撮影組数合計

大都市圏中心に、全国に

20拠点を展開

フォトグラファー

132人

メイクアップアーティスト

151人

フォトコンテスト

受賞回数120回超 受賞者数30人超

注: 2021年2月時点に在籍する社員のうち、2016~2021年の間にWPPI・AWPA・SWPP・WEDISSION・ゼクシィ他各種AWARD受賞歴がある社員の人数

デコルテの業績

長期的な成長トレンドを継続
新型コロナウイルス感染拡大による影響からも早期に回復

長期的な成長トレンド

全社業績推移

全社業績推移

新型コロナウイルス感染拡大の影響

2020年4月の緊急事態宣言に伴う全店臨時休業によって一時的に売上高が減少しましたが、フォトウエディングサービスのニーズは底堅く、WEB等を活用したコロナに順応したオペレーションの確立および単価上昇により、直近2021年9月期上期では過去最高益を達成しました。

既存店前年比推移

既存店前年比推移

ニーズに応えるデコルテのサービス

基礎となる高い技術とトレンドの探求により、新しい感動体験をつくる

結婚写真は、ライフイベントのなかでも極めて重要な結婚を彩るサービスです。デコルテは、従来のウエディングの枠組みには収まらないお客様の多様なニーズに応えています。

新たなウエディングにもとめるニーズ

結婚式・披露宴はしたいけど、費用が高い / フォトウエディングの非日常体験を、家族とも共有したい / 豊富な選択肢から、お気に入りの衣装を選びたい。 / 一生に一度の体験だから、自分の好みに合うメイクアップアーティスト・カメラマンにお願いしたい / ドレス、白無垢、打掛など、色々な衣装を着たい! / 口コミで評価されている業者に頼みたい / ゲストに集まってもらうのは気がひけるけど、結婚報告の機会を設けたい / メイクも衣装も写真も、トータルで提供してほしい

デコルテの特長

フォトウエディングに必要なスタッフや衣装、撮影スタジオなどを自社で一貫して提供し、リーズナブルな価格で高い品質を実現するとともに、高い利益率も実現しています。

  • 01フォトウエディング専門のフォトグラファーとメイクアップアーティストが正社員として所属し、高品質で多彩なサービスを提供
  • 02自社デザインと海外工場との提携により、コスト・品質をコントロールしつつトレンドを反映した衣装を提供
    スタジオはフォトウエディング専用とし、特別なウエディングの世界観、非日常感を演出
  • 03社内チームによるWEB関連のきめ細かい対応とSNSの活用で、お客様が求める情報を発信

フォトウエディングをとりまく事業環境

日本の婚姻件数は年々減少しているが、フォトウエディング市場は拡大傾向

2018年時点で、フォトウエディングの市場規模は約521億円
結婚式ニーズの多様化や、結婚式・披露宴をしない「ナシ婚層」の増加を背景に、今後もフォトウエディングの需要は高まり、市場の拡大が続く見込みです。

注:(株)リクルートマーケティングパートナーズ「ゼクシイ結婚トレンド調査(2018)」をもとに当社で推計

ウエディングニーズの変化

従来型の結婚式への関心は減少傾向にある一方、「ナシ婚」「フォトウエディング」「オンライン結婚式」といった、非従来型のサービスに対する関心は高まり続けています。

従来型結婚式のGoogleトレンド推移

従来型結婚式のGoogleトレンド推移
注:グラフは、各キーワードの2008年~現在における検索数の最大値を100として指数化したもの。0はそのキーワードに対する十分なデータが存在しなかったことを表す
出所:Google Trends

非従来型サービスのGoogleトレンド推移

非従来型サービスのGoogleトレンド推移
注:グラフは、各キーワードの2008年~現在における検索数の最大値を100として指数化したもの。0はそのキーワードに対する十分なデータが存在しなかったことを表す
出所:Google Trends

フォトウエディング市場の二つの需要

フォトウエディング市場は、“別撮り”と“結婚式の新たな選択肢”という、二つの需要増加によって拡大しています。

  • 01
    別撮り需要の増加
    結婚式をするカップルにとっては、式当日だけでは叶えられないニーズの受け皿になっています。
    • 結婚式当日はゲスト対応が多忙なので、別でゆっくり写真を撮りたい
    • 結婚式では撮れない写真(ロケーション、和装など)を撮りたい
  • 02
    ナシ婚層の増加と、結婚式の新たな選択肢としてのフォトウエディング需要の増加
    結婚式を考えていないカップルにとっては、通常の結婚式よりも低価格で、価値ある体験が可能になります。
    • ドレス、和装、ヘアメイクなどの花嫁体験ができる
    • ご家族に晴れ姿の写真を見ていただくことで感謝を伝えられる
    • 年齢を重ねた時や新しい家族が増えたときに、思い出として写真を見返すことができる

新型コロナウイルス感染症によるマーケットへの影響

短期的には挙式・披露宴の代替としてのフォトウエディング需要が拡大しています。
中長期的にも、ウエディングニーズの多様化が加速することにより、フォトウエディングへの移行が進むと予想されます。
一方、新規プレイヤー参入による競合の増加や、ロケーション撮影地の閉鎖・再開などにより短期的な業績変動が大きくなる等のリスクも予測されます。

成長戦略の全体像

フォトウエディング事業のさらなる成長とライフイベント領域への展開を加速

今後、デコルテグループは、フォトウエディング事業のさらなる成長を目指すとともに、ウエディング以外の撮影サービスとしてライフイベント領域への展開を加速していきます。

成長戦略の全体像

フォトウエディング事業:新規出店の加速 / 既存店の更なる成長

大都市圏、地方都市、リゾート型の地域・ニーズに適した店舗展開

フォトウエディング事業は、ウエディングニーズが高い地域を中心に出店を進めていきます。 また、既存店についても、接客や衣装フィッティングなどのセンターオペレーション化を推進し、既存店の生産性・一人あたり撮影件数の向上を目指します。

大都市圏でのドミナント戦略推進

大都市圏(首都圏・近畿圏・中部圏)では、接客/衣装フィッティング/撮影などの全機能を備えたターミナル店舗(大型店)と、立地に応じて機能を限定させたサテライト店舗の組み合わせによるドミナント戦略を推進し、地域に“面”で展開することで当社シェアを向上させます。

首都圏
首都圏
( STUDIO AQUAの対応エリア )
近畿圏
近畿圏
( STUDIO TVBの対応エリア )

センターオペレーション活用による地方都市への出店推進

地方都市においても、一定需要のある商圏エリアを候補地としてサービス展開を進めていきます。
また、すでに一部店舗で実現しているセンターオペレーション化をさらに推進して、店舗あたりの所要人数、所要スペースを効率化し、出店・オペレーションコストを引き下げることで、高い収益性を維持しつつ出店を進めていきます。

センターオペレーション化

リゾート型店舗の出店で新たな選択肢を提示

現在出店している沖縄・北海道に加え、全国各地の魅力ある観光地への出店を予定しています。
繁忙ピークとなる桜・紅葉などの時期が都市型店舗と異なるエリア(例:軽井沢)や、四季を通して優れたロケーションを備えるエリアを開拓し、閑散期における需要落ち込みをカバーします。
併せて、フォトウエディングの新たな選択肢として、結婚イベントにこだわりがある層にもアプロ―チしていきます。

フォトウエディング事業:多様化するウエディングニーズの取り込み

結婚式のみで別撮りしない層と、式場・他業者で別撮りをする層にアプローチ

ウエディングニーズの多様化が進むなか、フォトウエディングについても様々なこだわり・ニーズが生まれています。
こうした状況を踏まえ、結婚式のみで別撮りをしない層には、フォトウエディングの多彩な選択肢を提示し、従来型の結婚式・披露宴からフォトウエディングへの移行を促します。
また、式場・他業者での別撮りをしている層には、結婚イベントへのこだわりに応える、特別感のあるサービスで取り込みを図ります。

フォトウエディング業界の構造

フォトウエディング業界の構造

写真を軸に、新たな感動体験を提供するサービスを充実

フォトウエディングは、衣装、ヘアメイク、写真など、結婚式の中で重要な感動体験の要素を集約しています。さらに、フォトウエディングと特別な体験を組み合わせることにより、多様なニーズに対応する選択肢を提示します。

フォトジェニックジャーニー

旅行 × フォトウエディング

一生の思い出になる場所で、特別なフォトウエディングを

「非日常の素敵なロケーションで撮影したい」、「旅行中に結婚の写真を残したい」というニーズに応え、旅行先でフォトウエディングを行うサービス

家族フォトウエディング

家族 × フォトウエディング

最高のウエディング姿で、家族と思い出に残る時間をともに過ごす

ご家族と記念写真を撮る時間も含めて、フォトウエディングをとおして大切な思い出に残すことができるサービス

チャペルフォトプラン

チャペル × フォトウエディング

厳かなチャペルで、一生の記念となるフォトウエディングを

貸し切りのチャペルにおいて、新郎新婦らしい本格的なフォトウエディングを提供するサービス

フォトパブリックウエディング

オンライン × フォトウエディング

フォトウエディングの晴れ姿で、ご家族やご友人に結婚報告を

フォトウエディングにオンライン結婚式を組み合わせ、写真撮影とともに最高のウエディング姿で結婚報告を行えるサービス

ライフイベント領域への展開加速

フォトウエディングで培った技術を活かし、ライフイベントに寄り添う写真サービスを提供

コト消費へのニーズ拡大と、SNSでシェアする文化の浸透を背景に、様々なライフステージでの写真、撮影体験に対する多彩な需要が生まれてきています。
デコルテグループでは、新しいトレンド、ニーズに対応したサービスを展開し、新規市場の創出・獲得を図っていきます。

アニバーサリーフォト、ペット写真など、トレンドに即したサービスを展開

アニバーサリーフォト(家族写真、ハピスタ事業)

ご家族、お子様の写真にも「自分たちらしさ」を

自然光を必ず取り入れることでより自然な表情を引き出す、動きの中でお子様の 「ありのまま」の一瞬を写真に残すなどのこだわりを追求し、高いクオリティを実現。オリジナルの衣装作成や、ロケーション撮影も行う

ペット撮影

日常の一部のような、自然な姿を写真に

「ペットも家族の一員」という概念の広がりを背景に、ペットを主体にした撮影サービス

インバウンド

日本らしさを感じる写真を

インバウンド需要の回復後、改めて取り込みを強化していく(新型コロナ収束後の想定)

目指す姿

フォトウエディングのリーディングカンパニーから、ライフフォトカンパニーへ

デコルテグループは、高度な撮影・メイクアップ技術を中核にしつつ、いつまでも残したい写真と、心に残る感動体験をリアルなサービスで提供し、様々なライフステージでの「思い出づくり」の場を提供する、ライフフォトカンパニーを目指します。

デコルテの目指す姿